ゆかりのつき／縁の月／YUKARI no TSUKI

憂しと見し、流れの昔懐かしや、可愛い男に逢坂の、関より辛い世の慣らひ、
（合）思はぬ人に堰き止められて、今は野沢の一つ水、
（合）すまぬ心の中にも暫し、すむは縁の月の影、
（合）忍びて映す窓の内、広い世界に住みながら、
（合）狭う楽しむ誠と誠、こんな縁が唐にもあろか、
（合）花咲く里の春ならば、雨も薫りて名や立たん。

　
『吾妻の花』より　詞章。
『吾妻の花』より。

　
『音曲力草』三弦楽譜
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憂しと見し、流れの昔懐かしや、可愛い男に逢坂の、関より辛い世の慣らひ、（合）思はぬ人に堰き止められて、今は野沢の一つ水、（合）すまぬ心の中にも暫し、すむは縁の月の影、（合）忍びて映す窓の内、広い世界に住みながら、（合）狭う楽しむ誠と誠、こんな縁が唐にもあろか、（合）花咲く里の春ならば、雨も薫りて名や立たん。
『吾妻の花』より　詞章。	『吾妻の花』より。
『音曲力草』三弦楽譜（↑さらに大きく見たい方はこちら）